コレステロールを下げるには

コレステロールと中性脂肪の違いとは?

コレステロールと中性脂肪の違いとは?

健康診断などで気になる中性脂肪の数値ですが、そもそも中性脂肪はどんな役割をもっているのか、またコレステロールとどんな違いがあるのかを説明します。

 

中性脂肪とコレステロール

中性脂肪は、砂糖などの糖質(炭水化物)・動物性脂肪を主な原料として、肝臓で作られます。この中性脂肪の原料を摂取し過ぎてしまうと皮下脂肪になります。

 

コレステロールは、体になくてはならない脂質の一種です。コレステロールの量は決まっておりそのうち7割が体内で作られ、3割を食事から摂取しています。また、体が正常な場合、食事で摂取しすぎると体内で作る量を減らします。

 

中性脂肪の働きとコレステロールの働きとは?

中性脂肪は、体を動かすエネルギー源です。また、そのエネルギー源を貯蓄することができます。貯蓄された中性脂肪(エネルギー源)は、食事が少なかったり、激しい運動をするとエネルギーとして使われます。また皮下脂肪として体温を保つ役割もあります。
貯蓄された中性脂肪は血液中に溶け込むことが出来ないので、酵素の力によって脂肪酸を切り離し血中に放出します。そして、タンパク質のを借りて必要とされる細胞内に取り込まれ、エネルギーに変換されます。

 

人間の体は約60兆個もの細胞により作られており、コレステロールはその細胞膜を構成する成分となります。またホルモンや胆汁酸の原料にもなっています。

 

中性脂肪の基準値は?

中性脂肪の基準値は30〜149mg/dlです。一回だけでなく複数回、測定を行った方が正確な数値がわかります。
中性脂肪値は食後30分ぐらいから上昇し始め、4~6時間後にもっとも高くなります。よって、測定時間によって数値の変動が大きいのです。
早朝の空腹時に測定を行います。
○コレステロールの数値は?
LDL(悪玉)コレステロール値140mg/dl以上、HDL(善玉)コレステロール値40mg/dl以下どちらかに当てはまると脂質異常症と診断されます。

 

中性脂肪が貯蓄されるのは?

中性脂肪は食事がとれなかった時などに備えて、皮下や腹腔内にある脂肪組織に貯蓄用のエネルギーとして蓄えられます。
中性脂肪原料となる、炭水化物・タンパク質・アルコールなどを過剰摂取すると、どんどん肝臓で中性脂肪が作られ、脂肪組織に送られ貯まっていき貯蔵される中性脂肪が増えると肥満になります。

 

 

 

中性脂肪が貯まりすぎると?

肝臓では脂肪を取り込みすぎると、細胞に中性脂肪がたまり脂肪肝になる恐れがあります。
また近年、血液中に中性脂肪が増えると、HDL(善玉)コレステロールが減り、LDL(悪玉)コレステロールが増えることがわかりました。

 

中性脂肪もコレステロール、働きは異なりますが、どちらも体に必要な脂質の一つです。コレステロールは体内でのコレステロール濃度が決まっており、食事からの摂取量に応じて体内で合成する量を調節できます。しかし、中性脂肪には調節する機能がありません。ですので、バランスのとれた食事、適度な運動によって適切な中性脂肪値を保てるよう心がけることが大切です。


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